原型と成型品の寸法を
マテリアルごとに比較してみましょう。

硬化した樹脂は収縮します。
あらかじめ収縮する割合を把握して、原型のサイズをその分だけ調整しておけば意図通りの寸法の成型品を手にすることができます。

※こちらのサンプルは一例です。厳密な収縮率は原型やゲートの形状などの影響を受けますので、参考数値としてお考えください。

樹脂別基準例:ムク立方体

サンプルは一辺が9.99mmの立方体を原型として各マテリアルを注型しています。
一般に肉厚(樹脂量が多く) になるほど収縮率は大きくなりますのでご注意ください。

ムク立方体

実例:穴あき部品サンプル

樹脂が硬化すると肉やせが発生するため突き出た棒の直径は小さくなり、穴は広がります。
原型を設計する際は形状と肉厚をご考慮の上、どの部分がどの方向にどの程度痩せるかを検討されることをおすすめいたします。

穴あき部品サンプル